ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーの待ち時間は?
どうも。いわいです。
ディズニーランドで大人気のアトラクションの1つ、ビッグサンダーマウンテン。
好きな人も多いのではないでしょうか?
ビッグサンダーマウンテンに乗るためにはファストパスが必須。
スタンバイで乗ろうと思ったら60分以上、混雑する時間帯なら120分もの待ち時間で並ぶ必要もあるほどの人気アトラクションです。
そんなビッグサンダーマウンテンでは、2019年11月18日現在、シングルライダーが試験運用中です。
ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーは、一体どのような仕組みなのか?
そして、初めて利用したときから感じていた問題点とは一体何か?
今回は、ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーについて考えていきます。
ビッグサンダーマウンテンのスペック
まずは東京ディズニーランドの大人気アトラクション、ビッグサンダーマウンテンのスペックをご紹介しておきます。
下の表は、判明しているディズニーランド・ディズニーシーの全5つのコースターのスペックです。
どの程度のスペックなのか比較できるよう、富士急ハイランドのFUJIYAMAを入れてみました。
コースターの名称 | 最高速度 (km/時) | 全長 (m) | 所要時間 (秒) |
ビッグサンダーマウンテン | 45 | 815 | 180 |
スペースマウンテン | 50 | 925 | 180 |
ガジェットのゴーコースター | 35 | – | 44 |
レイジングスピリッツ | 60 | 600 | 90 |
フランダーのフライングフィッシュコースター | 33 | 240 | 60 |
(参考)FUJIYAMA | 130 | 2,045 | 180 |
FUJIYAMAと比べると、ディズニーの全5つのコースターがいかに低スペック機であるかがよく分かるのではないでしょうか。
実はビッグサンダーマウンテンは、スペックだけ見たらとんでもない低スペック機なのです。
180秒という所要時間だけが唯一の高スペック機と渡り合えるところ。
ただ、ビッグサンダーマウンテンは作りこみが上手。
低スペックなのを上手く隠して、ゲストが楽しめる作りになっており、また低スペックであるがゆえに恐怖心はなく、十分な爽快感を味わえます。
だから、何度でも乗りたくなるのです。
ちなみに、富士急ハイランドまでは行けないという東京近郊の人には、よみうりランドにあるバンデッドをおススメします。
FUJIYAMA以前の日本一のコースターであり、今でも日本トップクラスです。
自然の中を駆け巡る爽快感は極上ものです。
現在ビッグサンダーマウンテンでシングルライダーを試験運用中
ビッグサンダーマウンテンって、いつシングルライダーをやっているのでしょうか?
上の写真は、ディズニーランド公式ホームページのスプラッシュマウンテンの紹介ページです。
赤い四角の中に「シングルライダー対象」と記載されています。
一方、ビッグサンダーマウンテンは下の画像の通り、シングルライダーの文字はどこにも見当たりません。
ホームページ上にはシングルライダーは書いてありませんが、実際にはシングルライダーが行われています。
2019年4月11日、ビッグサンダーマウンテンにてシングルライダーの試験運用が開始されました。
ディズニーランドの公式ホームページに記載がないのは、試験運用だからです。
ですから、毎日必ず実施しているという保証はありません。
ファストパスエントランスのキャストに聞いてみるとよいでしょう。
ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーの仕組み
そもそもシングルライダーを想定していなかったビッグサンダーマウンテン。
一体どのような仕組みになっているのでしょうか?
スプラッシュマウンテンと比較しながら見ていくことにしましょう。
シングルライダーの入り口
まずはシングルライダーを利用する際の入り口から。
これはスプラッシュマウンテンと同じくファストパスエントランスです。
ファストパスエントランスは、文字通りファストパスを持っている人専用の入り口です。
ファストパスエントランスで、キャストにシングルライダーである旨を伝えることでファストパスが無くても通路へ通してくれます。
ただ、ファストパス所有者との違いは、シングルライダーの紙を渡されること。
この紙は、スプラッシュマウンテンやビッグサンダーマウンテン、またディズニーシーのインディジョーンズ、レイジングスピリッツも同じです。
唯一の違いは、ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーだけケースに入れて、首から下げるよう指示されること。
キャストさんによっては、手渡しではなく、首にかけてくれます。
これがのちに大きな問題になってきます。
そして、ファストパスレーンを通って行くことになります。
アトラクション内ファストパス確認口以降
ファストパスレーンを通って、ファストパスの確認口に到着すると、ファストパス所有者であればファストパスを提示して、その先へ進んでいきます。
しかし、シングルライダーの人は、ファストパスではなくエントランスでもらったシングルライダーの紙を提示することになります。
ここで、スプラッシュマウンテンとビッグサンダーマウンテンに大きな違いが出てきます。
スプラッシュマウンテンは、シングルライダーの紙をキャストに渡して、シングルライダー専用レーンを通過して乗り場までたどり着きます。
一方、ビッグサンダーマウンテンでは、シングルライダーの紙の入ったケースは提示するのみで、まだ持ったまま他のゲストと同じレーンに並ぶことになります。
よって、乗り場まで行けません。
他のゲストと一緒に並び続け、乗り場に到着して、人数を尋ねてくるキャストにシングルライダーの紙入りケースを渡し、列から外れて順番を待つことになります。
そして、空いた座席ができたら、キャストに呼ばれ、知らない人と相席で乗車することになります。
ここまでがビッグサンダーマウンテンのシングルライダーの流れになります。
ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーの待ち時間
ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーを利用した場合、待ち時間はどれくらいになるのか?
乗り場までにかかる時間は、ファストパスと全く同じです。
ファストパスエントランスから入場して、途中のファストパス確認口を通過し、乗り場まで並ぶ。
ファストパスとの違いは、乗り場に到着したら、列を外れて、座席の空きが出るまで待たされることです。
私は過去6回シングルライダーを利用しましたが、最大で待ち時間10分。
最短ではゼロ。
そのときの空き状況に左右されます。
それでも、10分でビッグサンダーマウンテンに乗れるとなれば、オトクであることは言うまでもありません。
ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーの問題点
これまで実施していなかったシングルライダーの試験導入は、ゲストにとっては多大なメリットがあります。
何と言ってもファストパスが不要となります。
ビッグサンダーマウンテンのファストパスを取る必要がなくなりますから、他のアトラクションのファストパスを取ることができるようになります。
また、スタンバイに比べはるかに短い待ち時間で乗ることができます。
その一方で、非常に大きな問題を抱えているのも事実です。
それは、シングルライダーの不正利用です。
ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーは、他のアトラクションと異なりシングルライダー専用レーンが用意されていません。
そのため、乗り場に到着したら、あとはゲストの自己申告となります。
ゲストがシングルライダー用の紙の入ったケースを見せずに「1人」と申告したら、他のゲストと同様にすぐに案内されることになります。
実際ネット上で情報を集めてみると、不正利用を目の当たりにした実態が浮き彫りになっています。
パーク側が用意してくれた仕組みを悪用しては、他のゲストと不公平になりますから、結局実施しないほうがよいという判断にたどり着き、廃止とならざるを得ないという結論になるかもしれません。
シングルライダーを利用する場合は、ちゃんとマナーを守って、正直に利用してもらいたいものです。
まとめ
以上『ビッグサンダーマウンテンのシングルライダーの待ち時間は?』でした。
いかがでしたか?
シングルライダーは非常に便利で助かる仕組みです。
使うのはもちろん結構ですが、最低限のマナーは守るようにしましょう。
このまま正式に導入されてもらいたいものです。
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