ソアリンは朝一のファストパスよりスタンバイが狙い目な理由
どうも。いわいです。
2019年7月23日、ディズニーシーに待望の新アトラクション、ソアリン:ファンタスティック・フライトがグランドオープンしました。
ソアリンのオープン後、それまでトイストーリーマニア一極集中だったディズニーシーの朝一の動きに明らかな異変が起こりました。
トイストーリーマニア側とソアリン側に人の動きが分かれるようになったのです。
この状況がいつまで続くか分かりませんが、ソアリン導入のインパクトはとてつもなく大きかったようです。
ソアリンのオープンにより、ディズニーシーの朝一の動きはより戦略が求められるようになりました。
特にトイストーリーマニアとソアリン両方に乗りたいと考える人にとっては、かなり難しい立ち回りが求められることになります。
私もまだソアリンには乗ったことがありませんので、いろいろと調べていたところ、ちょっとした気づきがあったので、今回はその気づきを共有いたします。
朝一でソアリンへ向かう人が多い
まず、これまでトイストーリーマニア一辺倒だった朝一のゲストの動きがどのように変化したのか、よく分かる動画がありますので、ご紹介します。
私もたまにチェックさせていただいているYamatostyle様が、こんな素敵な動画を公開しておりました。
まずはご覧ください。
ミラコスタから撮影したと思われる動画ですが、朝一のゲストの動きがよく分かります。
ソアリンのオープン以前は、左側のトイストーリーマニア方面へ集中していた人の動きが明らかに変わり、ソアリン方面へも分散されています。
動画を見ている限り、ほぼ均等くらいに分かれたかのように見えます。
これはパーク側の思惑通りといったところなのでしょうか。
そして、この大きな人の動きの変化は、ゲスト側に朝一の戦略の再考を迫ることになります。
ファストパスのスマホ化が拍車をかけた
ゲストの動きが変化したのは、ファストパスのスマホ化も原因の一つに挙げられるでしょう。
これまでは、朝一でファストパスを取り、次に最初に乗るアトラクションへ移動する、という動きを取らなければなりませんでした。
しかし、ファストパスのスマホ化により、どこにいてもファストパスが取れるようになりました。
その結果、パークイン直後にファストパスを歩きながら取得し、そのまま朝一で乗りたいアトラクションへ移動することが可能となりました。
無理にトイストーリーマニアへ向かう必要もなくなりました。
一方で、ファストパスのなくなる時間が以前よりも早くなりました。
ファストパスの発券機まで移動して、並んで、順番が来たら発券機で発券するという手順を踏まなくてよくなったわけですから、当然のことで、予想できたことです。
このファストパスが早くなくなることも、朝一の戦略を考えるうえで重要な要素となってきますので、頭の片隅にとどめておいてください。
ソアリンのファストパスはあっという間になくなる
アトラクションの人気は、ファストパスのなくなる早さで分かります。
となれば、現在のディズニーシー最大の人気アトラクションは、グランドオープン直後のソアリンです。
開園からどのくらいの時間でなくなるかをつぶやいていた人がいたので、引用させていただきます。
ソアリン ファストパス
— kid@D垢🌼🐰🐾🐣🌷🌀 (@dddkid) August 15, 2019
開園から発券終了までの時間
7/23 8分
7/24 12分
7/25 17分
7/26 19分
7/27 9分
7/28 15分
7/29 16分
7/30 15分
7/31 16分
8/1 21分
8/2 20分
8/3 14分
8/4 9分
8/5 16分
8/6 16分
8/7 15分
8/8 14分
8/9 20分
8/10 10分
8/11 14分
8/12 11分
8/13 14分
8/14 10分
8/15 8分
最も長くても21分しかかかっていません。
驚異的とも言えます。
ソアリンがなくなると、続いてトイストーリーマニアがなくなります。
トイストーリーマニアもなくなるまで45分かからないことがほとんどです。
パークインするタイミングでアプリを用意しておき、パークインしたらすぐにファストパスを取れるようスマホの準備をしておくのは、もはやマストと言えます。
朝一はソアリンよりトイストーリーマニアのスタンバイ待ち時間が長い
さて、ここからいよいよ本題に入っていきます。
下の表は、2019年8月16日のリアルタイム待ち時間です。
朝一の8:15のソアリンとトイストーリーマニアの待ち時間を見て、私は「おや?」と思いました。
ソアリンの待ち時間は110分なのに対し、トイストーリーマニアの待ち時間は180分となっています。
ファストパスはソアリンが先に無くなるのに、待ち時間はトイストーリーマニアの方が短い。
ちょっとどころではない違和感を感じます。
「これは8月16日だけなのだろうか?」
という疑問を抱いたので、ソアリンのグランドオープンした7月23日以降のデータを集めてみました。
ソアリンとトイストーリーマニアの朝一の待ち時間を比較すると、ソアリンの方が長くなっているのは、7月30日と8月8日のわずか2日だけ(黄色で印をつけた日)。
あとは両アトラクションで計測できている日は、すべてトイストーリーマニアの待ち時間が長くなっていることが判明しました。
これは一体何を意味しているのでしょうか?
最近のゲストの多くは、①ソアリンのファストパスを取って、②トイストーリーマニアのスタンバイへ移動しているということです。
ただ、この動き、戦略的にはいかがなものでしょうか?
朝一はトイマニのファストパス→ソアリンのスタンバイがよい
トイストーリーマニアの朝一の待ち時間は、ソアリンより長いです。
だったら、朝一で取るファストパスはトイストーリーマニアにして、ソアリンのほうに並んだ方がよいのではないでしょうか?
それなのに、多くの人はなぜソアリンのファストパスを取ろうとするのか?
その理由は、これまでのディズニーシーはトイストーリーマニア一極集中状態にあるのではないでしょうか。
従来と同じような動きを踏襲することにより、一番人気になるであろうソアリンはファストパスを取って、次に乗りたいものとしてトイストーリーマニアへ行く動きになったと考えています。
だからこそ、朝一のソアリンのスタンバイは意外な盲点となったと思われます。
朝一はトイストーリーマニアのファストパスを取って、ソアリンに並んでみましょう。
ただし!
このワザが使えるのは、あくまでオープンから15分以内にパークインできた人限定。
15分では遅いかも。
時間が経てば、ソアリンとトイストーリーマニアの待ち時間が逆転して、ソアリンのほうが長くなります。
ということは、まずこのワザを使える大前提は、とにかくできるだけ早くパークに到着して、開園までひたすら待つことです。
結局、どのタイミングで長い時間待つかという、いわば"待ち時間の配置"の問題です。
それなら、パークに入る前に待ったほうが、パークに入ってから長く楽しめるという発想をしてみました。
朝早くパークに到着できる環境にある人や気合の入っている人は、一度試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、とにかくどんな手を使ってでもソアリンに乗りたい人は、以前次のようなエントリーを書いたことがありますので、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
以上『ソアリンは朝一のファストパスよりスタンバイが狙い目な理由』でした。
いかがでしたか?
もちろん毎回使えるかどうかも分かりませんし、いつまで使えるかも分かりません。
それでも、混雑を避けるには多くの人とは異なる行動をとるというのが基本中の基本です。
朝早い時間帯にパークインできる人であれば、しっかりと戦略を練ってパークを楽しんでください。
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