ディズニーシーでスマホでファストパス発券の立ち回りを考える
どうも。いわいです。
先日、ディズニーのファストパスがスマホで発券できるようになると発表されました。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c982595e4b0a6329e183e43
ネット上では好意的な意見が多いように感じます。
ファストパスを取るためだけにパーク内を大移動しなくて済むのは大きいとメリットを感じる人が多いようです。
一方で懸念されることがないわけではありません。
そこで今回は、ファストパスのスマホ発券可能が特に大きな影響を及ぼすと思われるディズニーシーでの立ち回りがどう変化するのかを大胆予想し、実際にシミュレーションをしてみます。
ファストパスのスマホ発券の詳細
導入時期は?
2019年夏になります。
まだ具体的な日程までは決定していません。
オリエンタルランド側は、ディズニーシーの新アトラクション「ソアリン」がオープンする2019年7月23日の導入開始を目指しているようです。
具体的な取得方法は?
東京ディズニーリゾート公式アプリから取得できるようになります。
ただ、詳細については分かっていません。
ファストパス発券機はどうなるの?
スマートフォンを持っていない来園者も少なからずいます。
そのため、ファストパス発券機は引き続き設置されます。
設置数を減らすかどうかについては、検討中のようです。
そもそもスマートフォンを持っていない人からしたら、非常に不公平な今回の件。
導入反対の声もあるのは事実です。
しかし、特定の人にだけメリットを与えるのは、ビジネスの世界においては当たり前のこと。
一民間企業の方針ですから、それに文句を言うのならば、行かなければいいだけの話です。
スマホの電池が切れたらどうなるの?
おそらくアウトです。
もし「スマホの電池が切れた」が了承されたら、誰もが簡単にファストパスレーンからアトラクションに乗れてしまいます。
そんなことはまずありえません。
電池が切れることのないよう、必ず携帯用の充電器を持参すべきです。
パーク内でも販売していますが、余計なコストと無駄な時間を発生させないためにも、あらかじめ携帯用充電器を用意したほうがよいはずです。
立ち回りで変わること
スマホでファストパスを発券できるようになると、パーク内の楽しみ方が大きく変わってきます。
確実に変わるのが次の2点です。
発券機まで移動する必要がなくなる
最大のポイントは、ファストパス発券機まで移動せずに済むことです。
ファストパスを発券するために、パーク内を大きく横断する必要がなくなります。
確かに来園者にとっては非常に助かります。
一方で、「うちらはファストパスを取りに行くから、そっちはポップコーンに並んで」みたいなグループ間での作戦が不要となります。
これはこれで楽しかったので、その意味では残念な限りです。
ハッピー15エントリーの対象アトラクションがタワーオブテラーからソアリンになる
今回のファストパスの件とは直接関係ないことですが、実は大きく変わる点がもう1つあります。
2019年7月23日のソアリンのオープンに合わせ、タワーオブテラーからソアリンへ変更となります。
これは公式ホームページですでに発表済みの確実な情報です。
この変更もディズニーシーの立ち回りに大きな影響を与える可能性を持っています。
変わると予想されること
確実に変わるのが上記した点であれば、確実ではないが変わる可能性があることもあります。
ここからは個人的な予想の話になっていきます。
朝一の人の動きが少し変わる
朝一の開園ダッシュがなくなることは良いこと。
しかし、入園後にスマホ歩きが増えることが懸念されます。
そして最大のポイントは、トイストーリーマニアに一極集中していた開園直後の人の動きが少し変化すると予想されることです。
「少し」と書いたのは、仮にソアリンがオープンしても、ディズニーシーの一番人気はトイストーリーマニアで変わらないと予想しているからです。
ある日のディズニーシーの待ち時間から、朝一の人の動きを考えてみましょう。
朝一で最も待ち時間が長くなっているのは、やはりトイストーリーマニアです。
続くのが、ダッフィーグリーティング、タワーオブテラー、センターオブジアース、インディジョーンズです。
これらに向かう人たちの中には、直接向かうのではなく、トイストーリーマニアのファストパスを取ってからこれらのアトラクションに向かっている人もいます。
ファストパスがスマホ発券可能になれば、トイストーリーマニアへ行く必要がなくなるため、直接最初に楽しみたいアトラクションへ向かうようになります。
加えて、新アトラクション「ソアリン」がオープンする場所は、以下の位置になります。
トイストーリーマニアのある場所とは逆方向になります。
そのため、特にソアリンがオープンしてしばらくの間は、朝一でソアリンへという動きが出るでしょう。
ハッピー15エントリーの対象アトラクションがタワーオブテラーからソアリンに変更されることも、この動きに拍車をかけると予想します。
よって、朝一のトイストーリーマニアへ集中する人の動きは、多少緩和されるでしょう。
トイストーリーマニアのファストパスが今より早くなくなる
もう一つ変わると予想しているのは、トイストーリーマニアのファストパスの発券時間についてです。
これまで約1時間あまりであっという間になくなることも多かったトイストーリーマニアのファストパス。
これは、体験したことがある人は分かると思いますが、あの朝一の混雑と行列があって、1時間あまりでなくなっていました。
ところが、これからは入園したら即スマホで発券できるようになります。
ということは、トイストーリーマニアまで移動して、列に並んで順番が来たら発券という時間が省略されることになります。
よって、トイストーリーマニアのファストパスはこれまで以上に早くなくなると考えるのが普通でしょう。
これまではどれだけ早く入園し、いかに早くファストパス発券所まで行くかの勝負でしたが、これからはどれだけ早く入園し、スマホアプリの操作の速さと通信力での勝負に変わります。
スマホのトラブルで困る人が増える
すでに入園パスポートがスマホ化されていますが、たまにパスポートがトラブルが報告されています。
なんと言っても、「つながらない」というのが一番。
エラー画面が表示されることがあるらしいです。
そして、最大の懸念は電池切れでしょう。
携帯型の充電器持参は必須です。
万が一充電器を持たずにパークインしても、パーク内で電池を売っているようですが、余計な支出を発生させないためにも充電器は必ず持参しましょう。
立ち回りで変わらないと予想されること
ここまでは、ディズニーシーでの立ち回りを考える上で、ファストパスがスマホで発券可能になると変わること、変わると予想されることを見てきました。
一方で、ファストパスがスマホ発券可能になっても変わらないと予想されることもあります。
トイストーリーマニアのファストパスが最初になくなる
ソアリンがオープンしますが、ディズニーシーの一番人気アトラクションはトイストーリーマニアのままであると予想してします。
そのため、ファストパスが最初になくなる点については今後も変わらないでしょう。
パークインしたら、トイストーリーマニアへ向かっていたのが、即スマホでファストパスを取ることに変わるだけ。
移動時間がなくなる分、今までよりも早くファストパスを取れるようになるだけです。
トイストーリーマニアの待ち時間の長さ
トイストーリーマニアへの朝一のダッシュは緩和されるでしょうが、結局スタンバイの待ち時間は長いままだと予想しています。
先にも述べましたが、ディズニーシーの一番人気アトラクションはトイストーリーマニアのまま。
これまでと変わらぬ待ち時間の長さが続くでしょう。
多少緩和されるのは、ソアリンのオープン当初です。
この根拠は、ニモ&フレンズシーライダーが2017年5月12日にオープンして、しばらくの間はトイストーリーマニアよりもスタンバイの列の待ち時間が長い期間がありました。
そのため、ソアリンについてもオープンしてしばらくの間はトイストーリーマニア以上の待ち時間になることが予想されます。
だからと言って、トイストーリーマニアの待ち時間が60分まちになったりすることはありません。
120分待ちがデフォルトのような状況が改善されることはないでしょう。
ディズニーシーの立ち回りシミュレーション
これまでのディズニーでは、次のファストパスを取りに行くまでのことを計算しながら行動するのがとても楽しかったです。
しかし、移動が不要になることで、朝一の立ち回りがどのように変わるのか、軽くシミュレーションしてみます。
想定するのは、2019年4月27日(土)、未曾有の10連休初日に行った場合です。
- 8:05 トイストーリーマニア FP発券(14:05-15:05)
- 8:15-8:40 センターオブジアース スタンバイ
- 8:45-9:05 フランダーのフライングフィッシュコースター
- 9:10-9:30 ブローフィッシュ・バルーンレース
- 9:40-10:00 ジャスミンのフライングカーペット
- 10:05 タワーオブテラー FP発券(14:20-15:20)
- 10:05-10:25 インディジョーンズ シングルライダー
これ、ヤバいかもしれません。
本来であれば、10:05のタワーオブテラーのファストパスを取るために発券所まで移動しなければならないのですが、気にすることなくどんどん次のアトラクションがある場所へ移動できます。
そのため、2時間で4つのアトラクションに乗ることができる想定です。
移動時間というロスがなくなるため、これまで以上にアトラクションを楽しめる可能性が高そうです。
それにしても、僕もすでに40代半ばのおっさん。
実は夜までいると疲れてしまって、ここ最近では20時以降までパークに残っていた記憶がありません。
そう考えると、ファストパスをスマホで発券可能になるのは、移動距離を減らすことにつながるため、大きなメリットとなりそうです。
まとめ
以上『ディズニーシーでスマホでファストパス発券の立ち回りを考える』でした。
ファストパスのスマホ発券可能は、時代の流れからすれば当然のことなのでしょう。
新たな楽しみ方を考えるにはよい機会です。
正式な導入スタートの発表を待ちましょう。
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